らむねむら

日々の暮らしの中で気づいたことや感じたことを、自由に、気ままに綴っていきます。

母の愛に学ぶ

今年80歳になった母の誕生日のお祝いに、母が希望したプレゼントとメッセージカードを渡しました。今までの感謝の気持ちを伝えようと、これまでにしてもらったことを思い出しながら、「〇〇してくれて、ありがとう」と書いていきました。せっかくなので80個書きたかったのですが、40個ほどでギブアップ(^_^;) 細かく挙げていけば、勿論もっとたくさんあったはずですが、急に思いついたことだったので(←言い訳です)、目標80個は途中で断念しました。

当日、「照れるので、後で読んでね」と言って渡したものの、母は早速目の前で読み始めました。意外だったのは、私にとってはとても有り難く、しっかりと記憶に残っていることでも、「そうだったっけ~?覚えてないな~」というものが多かったこと。

その時は、「え~、覚えてないの?」と驚きながら、「まあ年齢も年齢だしね」と納得しましたが、最近ふと、当時の母にとっては、子供のために当たり前のこととしてやっていたから、特に強い記憶として残っていないのかもしれないなと気づきました。すべての母親がそうではないかもしれませんが、ほとんどの場合、母親が子供のために何かする時には、見返りなど求めていないでしょう。純粋に子供を愛し、子供のためを思って当たり前のこととしてやっているのだと思います。母親の愛は、見返りを求めない「無償の愛」だな~と、改めて認識しました。

子供の頃から自由奔放で、やりたいと思ったことは止められてもやる私の性格を尊重しつつ、いつも温かく見守ってくれた母には本当に感謝しています。何があっても自分の味方でいてくれるという安心感は、自分の人格形成にとてつもなく大きく影響しています。感謝してもしきれないですね。できる限り長生きして欲しいですし、できる限りの恩返しをしたいと思っています(*^-^*)

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久々の青空にうっすらと虹が