らむねむら

日々の暮らしの中で気づいたことや感じたことを、自由に、気ままに綴っていきます。

意識の向きを変える

うちのダンナさん、よく背中を掻いてくれと言ってきます。基本的には1年中ほぼ毎日。冬になると肌が乾燥するからか、特に回数が増えます。頼まれるとその度に自分の手を止めてカキカキしてあげなければならず、面倒だな~と思っていました。まあ、痒いときにすぐに掻いて欲しい気持ちはわかりますけどね。「自分で掻いて」というと拗ねるし、こちらとしては面倒で仕方がない。頼まれる度に、軽くイラッとしていました。

ある時、「そうだ、孫の手を買えばいいじゃん!」(←遅すぎ?)と閃きました。そして、たまたま目に留まったのが、こちらの孫の手。

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幸いなことに、ほどよい硬さで、指の形の部分もちょうどいい感じらしく、とても使いやすいと気に入ってもらえたようです。以来、背中を掻いてくれと頼まれることもなくなりました。めでたし、めでたし。しょーもないことでイラッとしているのではなく、解決策を探す方向に意識を向けることが大切だなと思いました。ま、言うほど大げさなことではないですけどね。

ただ、ダンナさん、この孫の手を頻繁に行方不明にさせるので、今度は「俺の孫の手知らない?」攻撃に晒されるようになり、新たな解決策を見出す必要性を感じています😞

 

心が強い人とは

少し前からフォローしているある方のブログに、心が強いと思われている人は不安を感じないのではなく、自分が不安なことに気づき、そんな自分をありのままに受け入れることができる人なのではないかというようなことが書かれていました。人間生きていれば色々な問題に直面するわけで、不安になることだってあるよねと、不安になった自分を否定せずに認めてあげられる人が強い人なのではないかと。

確かに、不安や恐れを感じたときに、やみくもに恐れているだけでは不安を解消することはできないでしょう。まず最初のステップとして、不安を感じている自分に向き合い、それがどのような感情なのか、その不安がどこから来るのかを冷静に、客観的に見つめる必要があると思います。まあ、それができれば、問題は大方解決していると言えるのでしょうね。だからこそ、不安になった自分を認められる人が強い人なのかもしれません。

次に、一歩進んで、どうしたらその不安を解消できるか考えてみました。

今に集中するーまだ起きていないことに対する不安なのであれば、「起きてもいないことに神経をすり減らすのはもったいない」、過去の失敗と結びついた不安なのであれば、「それは過去の記憶でしかなく、今起きているものではない」と思考を切り替える。そして、今、目の前にあることに集中して全力で取り組み、その感情を楽しむ。そうするうちに、気付いたら不安はなくなっているかもしれません。

自分以外のものをコントロールしようという気持ちを手放すー自分以外のものをコントロールしようとしてそれができないときにも、人間は不安や恐れを感じるのではないでしょうか。であるとすれば、自分にできることをやった後は宇宙なり神様なりに全てを委ねる。「人事を尽くして天命を待つ」ですね。「信じて委ねる」にはなかなか勇気がいりますが、追い詰められて捨て身の人は自然とこの境地に達しているのかもしれません。

自分には無限の力があり、不可能なことはないと信じるー不安になるということは、自分にはその出来事に対応できるだけの能力がない、失敗するに違いないと考えているからなのかもしれません。であれば、自分には無限の力があり、不可能なことはないと信じる。それが根拠のない自信に基づくものであっても構わない。きっと誰も気にしちゃいないでしょう。そもそも、すべては経験であり、成功も失敗もないと考えれば、失敗という概念すらなくなるわけで、起こった結果がどのようなものであっても、すべては最善でしかない。そう思って何でも楽しめるようになったら最強ですね。

コロナ一色となった2020年に続き、2021年にもこれまで予想もしなかった変化が起きる可能性があります。ともすると、不安な気持ちに支配されそうになりますが、そんなときは呼吸を落ち着けて、まずは冷静に。そして、「不安解消ゲーム」を楽しんでみるのはいかがでしょうか。とはいえ、「言うは易し、行うは難し」。不安でガチガチになっている自分に気付いたときには、「言ってる自分が全然できてないじゃん!」と自分自身に突っ込みを入れたいと思います(*^-^*)

 

1月11日11時11分 願いを投げる

「1」や「11」という数字は何か新しいことを始めたり、願い事をするのに良い数字だそうです。2021年1月11日の11時11分は、「11」が3つ、「1」が8つも並ぶ特別な日ということで、せっかくの機会と思い、11時11分に願い事をしてみました。お願いの仕方は自己流なので、もしかすると正式なお願いの仕方とは違うのかもしれませんが、実現したらラッキーくらいの気持ちで、ゲーム感覚でやってみました。あとは、宇宙におまかせ(*^-^*)

その後、何の気なしにネットを見ていたら、「三浦知良選手が毎年恒例の1月11日11時11分に契約更新」というニュースが目に留まりました。さすがカズ選手、数秘も使って願望実現させているのか、と思いながら記事を読み進めると、「背番号11にちなんだもの」とのこと。あ、そうなのね。。。(^_^;) でも、記事ではそう書かれているだけで、もしかすると、ホントは数秘を取り入れているのかもしれないですよね。そもそも、「背番号11」自体が数秘を取り入れたものかもしれないし(←サッカーのエースナンバーなだけか?)勿論、この年齢まで現役を続けていられるのはご本人の努力の賜物でしょう。ただ、それも他人からは努力と見えるだけで、ご本人は純粋にサッカーが好きで、楽しんでいるだけなのかもしれませんね。

私も社会人になってから、色々な資格を取ったり、通信制大学を卒業したりして、友人から「努力している」とか「頑張っている」と言われることがあります。自分的にはあまり努力しているという自覚はなく、好きでやっているだけなのですが、多くの人にとっては、勉強=努力なのかもしれません。

「これからの時代は好きなことを仕事に」という言葉を見聞きする度に、今の自分の仕事は好きな仕事なのかと考えてしまいます。なかなか気が向かないときはあるものの、ノッてくると時間を忘れて没頭していることもありますし、仕事のための勉強も嫌いではないので、好きな仕事と言えるのかもしれません。と言いながら、11時11分の願いの一つは「55歳でセミリタイア」だったりして。。。(^_^;)

このブログ記事を書いているうちに、気が付いたらもうすぐ1時。ということで、ついでに1時11分にも再度お願いしてみました。しつこいと思われるかもしれませんが、無限の愛に溢れている宇宙ならきっと大丈夫なはず(*^-^*)

 

 

悪いことばかりではないかも

2021年1月10日付の朝日新聞の記事によると、2020年1月~11月に警察が受けた110番通報は前年同期よりも7.8%減少したとのことです。比較できる記録がある2010年以降では最少だったとのこと。「外出自粛によってトラブルが減ったことなどが要因とみられる」と書かれていました。

車を運転する人が少なくなれば交通事故が減るのと同じで、街に出る人が少なくなれば、トラブルが減るのは当然と言えば当然かもしれません。経済活動の縮小という代償はあったものの、トラブルが減るのは喜ばしいことで、新型コロナによる影響は悪いことばかりではないという一例と言えるかもしれません。手指消毒や手洗いが習慣化したことで、今冬はインフルエンザの罹患者も例年より大幅に少ないようですね。

一方で、ステイホームで自宅にいる時間が長くなったことで、家庭内DVが増加しているという話も耳にします。声を上げられず、表面化しないケースも多いようですので、何らかの救済の手が届くことを願います。自死の増加も心配です。局地的な災害とは異なり、新型コロナは日本中、世界中の人に様々な形で影響が及んでいます。今後も思わぬ方向から影響を受けるかもしれませんが、引きつり笑いしながらでも「面白い」と言えるよう、メンタルを整えていきたいと思います。

ちなみに、同じく朝日新聞の記事によると、今年1月4日に都内でお餅を喉に詰まらせて亡くなった方は3人だったそうです。私は普段から誤嚥癖があるので気を付けなければ。

 

他者との違いを知ることで自分を知る

アメリカ大統領選挙に象徴されるように、社会の分断化が深刻化しているという話をよく耳にするようになりました。日本でも、「一億総中流」と言われた時代と比べると、経済的な格差は確実に広がっているように思われます。

最近では、家庭の経済格差が子供の教育格差を生むという問題も指摘されています。経済的な面だけでなく、両親の教育に対する考え方も子供の教育に大きな影響を与えると思います。何らかのきっかけがなければ、子供は選択肢があることを知らされないためです。自分は大学に行くのは当然という環境の中で育ててもらいました。大学卒業までに必要なお金は、下宿代などの仕送りも含め、すべて両親が負担してくれました。それでも、大学は国公立に行くようにずっと言われていましたし(理系科目が致命的にできなかったので結局は私立大学になりましたが)、子供の頃から特に贅沢をしているという感覚はなかったので、ごく普通の家庭だと思っていました。

世間知らずと言えばそれまでですが、社会人になってから初めて、大学時代の友人が奨学金を返済し続けていることや、学生時代に授業料や下宿代を払うためにバイトを複数掛け持ちしていたことを知りました。自分もバイトはしていましたが、すべて自分のお小遣いとして使っていました。遅ればせながら、その時になって初めて、自分は恵まれた環境で育ててもらったのだと気づきました。大学の授業料を両親が払うのは当たり前だと思っていましたが、社会人になってからその負担の大きさを知りました。しかも、自分の場合は兄弟全員が私立大学で下宿生活。恐ろしすぎます(@_@) このことに気づいてからは特に、両親に対する感謝の気持ちがとても強くなりました。

また、英語が得意だった自分が、高校では試験でベストを尽くしたと思ってもそこそこの順位にしかなれなかったときにも、自分の知っていた世界の狭さを身をもって自覚しました。そのときも、自分が知らなかった世界を知ることで、自分の立ち位置を改めて認識することができると気づきました。

生活環境だけでなく、自分とは違う考え方に触れることも自分自身を改めて知る良い機会になると思います。海外に行って改めて日本の良さに気づくというのはよく聞く話ですね。少し話が飛躍しますが、病気になって初めて健康であることの有り難さを思い知るというように、黒がなければ白は認識できないですし、ネガティブなことがあるからポジティブなことを認識できるのだな~と改めて腑に落ちた気がしました。そう考えると、結局起きることはすべて最善であり、失敗や成功、プラスやマイナスもないのかな~と。すべては起きたことを自分がどう捉えるか、意識の問題ですね。そして、その意識は人それぞれであると。

社会の分断化が叫ばれる反面、多様性の時代という言葉もよく耳にします。考え方の似た人に囲まれて過ごすのは非常に心地いいですが、自分とは違う考え方を持つ他者に接したときも、それを否定するのではなく、その考え方を尊重しつつ、自分を改めて知る良い機会と捉えて、違いを面白がれるよう心掛けていきたいと思います。同時に、変化を恐れるのではなく、新しいことを楽しむチャンスという意識で2021年を過ごしていきたいと思います(*^-^*)

 

自分に甘くてもいいじゃない

有給を含めた10日間の年末年始休暇も今日で終わり。お休み中にやろうと思っていた事リストを見てみたら、ほとんど実行できていませんでした(^_^;) 一体毎日何をしていたのかと思ってしまいますが、まあ、毎度のことです。今回は特に、ダンナさんもずっと家にいたので、独りの時間を作ることがなかなか難しかったということで(←勿論、ただの言い訳です。)

それでも、溜まっていた映画を何本か観ることができたし、年末には大掃除とは言えないまでも「中掃除」くらいはしたし、新しいメガネの注文もしたし、上出来としましょう!

人間に寿命があるのは、「終わりがないといつまでも先延ばししてやらないから」とも言われますが、自分の性格からすると正にその通り。チケットが期限切れになって使えなくなったり、食品の賞味期限が切れてしまったり、先延ばしして失敗したことは数知れずあるのに、なかなか「すぐ行動」には変わりません。とはいえ、そんな自分を責めるのではなく、甘やかしちゃってもいいのだと、半分開き直っています。

若い頃は今よりもずっと睡眠時間が長く、週末には気がついたら日が暮れていたこともしばしば。その頃と比べたら、朝のうちに起きるようになったし、最近は新聞の溜まり具合もだいぶマシになったし。多少なりとも進歩しているということで。自分を大事にしてあげていたら、きっといつか大きな仕事をしてくれると期待しましょう!

 

 

新年の抱負ー「風の時代」の流れに乗る!

占星術には全く詳しくありませんが、巷では2020年12月の冬至を境に約200年続いた「地の時代」が終わり、「風の時代」が始まったと言われています。敏感な人の中にはエネルギーの変化を感じている人もいるようですが、ガチガチのガチに鈍感な人間なので、体感的な変化は感じていません。心なしか空気が澄んでいるように思えたり、空の美しさを以前よりも強く感じたりしていますが、冬独特の空気感なのかなと。。。(^_^;)

2020年は、新型コロナウイルスの影響により、人生で最も大きな変化に直面したという人も多かったと思います。強制力がないとはいえ、緊急事態宣言の発令により不要不急の外出が禁止となり、街から人が消えた映像は衝撃でした。医療従事者の皆さんは、長期にわたり懸命に対応を続けてくださっていて頭が下がります。

幸いにも個人的にはあまり大きな影響はなく、むしろ在宅勤務となり通勤がなくなったことで、とても快適に過ごせています。緊急事態宣言が解除されてから、徐々に通常勤務に戻っている会社も少なくない中、社員の安全を考慮し、原則在宅勤務の方針を継続している会社にはとても感謝しています。初めての就職先がドイツだったために、有給の完全消化は当たり前、転職も当たり前(既に7回)、原則残業はしないが基本スタンスで、周りからは「自由だな~」と言われてきました。それでも、フリーランスではなく、会社に雇用されながら在宅で仕事ができるようになるとは全く想像していませんでした。

これからの時代、今までは想像もできなかったような変化が次々と起きていくのかもしれません。お金や地位、名誉など、地の時代の価値観にはもともとあまり興味がありませんでしたが、自分では意識していなくても、古い価値観が体に染みついているかもしれません。常に「自分の心地よさ」を意識して、より自由に、より軽やかに、風の時代の流れに乗っていきたいと思います。何が起きても、すべては「経験」。目の前で起きる現実を高い視点から俯瞰して捉え、「楽しむ」意識で柔軟に対応していけるよう心掛けます。

まずは「ワーケーションを体験する」が今年の目標です。今年の夏は避暑地へGO!