らむねむら

日々の暮らしの中で気づいたことや感じたことを、自由に、気ままに綴っていきます。

悪いことばかりではないかも

2021年1月10日付の朝日新聞の記事によると、2020年1月~11月に警察が受けた110番通報は前年同期よりも7.8%減少したとのことです。比較できる記録がある2010年以降では最少だったとのこと。「外出自粛によってトラブルが減ったことなどが要因とみられる」と書かれていました。

車を運転する人が少なくなれば交通事故が減るのと同じで、街に出る人が少なくなれば、トラブルが減るのは当然と言えば当然かもしれません。経済活動の縮小という代償はあったものの、トラブルが減るのは喜ばしいことで、新型コロナによる影響は悪いことばかりではないという一例と言えるかもしれません。手指消毒や手洗いが習慣化したことで、今冬はインフルエンザの罹患者も例年より大幅に少ないようですね。

一方で、ステイホームで自宅にいる時間が長くなったことで、家庭内DVが増加しているという話も耳にします。声を上げられず、表面化しないケースも多いようですので、何らかの救済の手が届くことを願います。自死の増加も心配です。局地的な災害とは異なり、新型コロナは日本中、世界中の人に様々な形で影響が及んでいます。今後も思わぬ方向から影響を受けるかもしれませんが、引きつり笑いしながらでも「面白い」と言えるよう、メンタルを整えていきたいと思います。

ちなみに、同じく朝日新聞の記事によると、今年1月4日に都内でお餅を喉に詰まらせて亡くなった方は3人だったそうです。私は普段から誤嚥癖があるので気を付けなければ。