らむねむら

日々の暮らしの中で気づいたことや感じたことを、自由に、気ままに綴っていきます。

千賀一生「ガイアの法則[II]」


ある方のYou Tubeで紹介されていた「ガイアの法則」の [II]を図書館で借りることができました。先に予約の順番が回ってきた関係上、前編の「ガイアの法則」を読まずに「ガイアの法則[II]」を読むことになったためかもしれませんが、十分に理解できたとは言えません。文章が読みやすく、さらっと読めるものではありましたが、書かれていることをきちんと理解するには、何度か読み込み、感覚的にも落とし込む必要があると思いました。

本書によれば、人類は東経135.0度から始まる「母なる周期」の時代を迎え、東経135.0度に当たる日本が重要な鍵を握るとされています。特に、日本人が持つ女性性の特質によって、これまでの二元性優位の時代から一元性優位の時代に向かい、その文化がより高度なものへと磨かれて世界に発信されていくと書かれています。このような内容から選民思想的な点が注目されがちですが、個人的には本書の中に散りばめられている様々なキーワードが自分の中で繋がれば、人類が目指すべき世界のイメージが掴めるようになるのかなと思いました。一度読んだだけでは、ふんわりとした感覚が残っただけですが。

興味深いと思ったキーワードとしては、一元性と二元性、陰陽のバランス、女性性と男性性、統合と直観など、スピ系の世界でよく耳にするもの以外に、「円」や「わ」、「宇宙的循環」、「シンボリズム」や「象徴伝達」、「献身」や「ゆだね」といったものがあり、新しい時代の価値観として重要なキーワードになるのではないかと思いました。

著者は追記の中で、男女が集まって輪読する場を設けることをお勧めしており、本書の中でも特に第7章をそのような場で繰り返し読むことが必要と書いています。真に女性性を開花させることが重要であり、そのためには男女間の性的関係が重要な意味を持つとのこと。この辺りは、青春時代が既に(遠い)過去になっているおばさんは、どうすれば地球に貢献できるのかなと、少しもやもやが残ったところでした(-_-;) 著者の真意を理解できていない可能性大ではありますが。。

 

千賀一生「ガイアの法則[II]」 

ガイアの法則[II] 中枢日本人は[アメノウズメ]の体現者となる(超☆きらきら)

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