らむねむら

日々の暮らしの中で気づいたことや感じたことを、自由に、気ままに綴っていきます。

自由と安定、どちらを取る?

ある人が「自由と安定は両立しない」と言っていました。自由でありたければ、安定した生活は期待できず、安定した生活をしたいのであれば、自由を犠牲にせざるを得ないと。では、自由と安定のどちらを取るかと言われたとき、自分はどちらを選択するかな~と考えてみました。

「自由をとる!」と即決できるほど、安定した生活に興味がないとは言えません。むしろ、安定した生活は基本ラインのように思えます。それでも、6:4または7:3くらいでやはり自由に軍配が上がるかなという気がします。

若かりし頃も、理不尽と思えるような校則には絶対に従うのは嫌で断固闘うとか、校則無視で好き勝手やるというタイプではなかったですね。かと言って、何の疑問も持たずに従順に校則に従うタイプでもなかったです。適度に校則を無視したり、ギリギリのラインで見逃してもらっていたり。田舎者だったせいか(?)、あまりストレスを感じることもなく、うまくバランスを取れていたように思います。両親が自由にさせてくれていたおかげで、窮屈に感じることもありませんでした。親の目からすると、単に言うことをきかなかっただけかもしれません。

これから先、今までに体験したことのない変化を経験するとか、変化のスピードがますます加速するなどと聞いて、ワクワクする人もいるのでしょうが、日本人の中ではそういう人は少数派かもしれませんね。自分も辛うじてニュートラルでしょうか。

ただ、これまでの人生を振り返ってみると、波乱万丈には程遠いものの、もしかすると変化の多い人生だった方なのかもしれません。幸い外的な要因によって強制的に変化「させられた」のではなく、内的な要因、つまり、自分の意思で環境を変化させたことばかりでしたが。外的な環境が恵まれていたから、変化の選択をすることができたとも思います。若い頃は特に希望に満ち溢れていた訳ではなかったものの、自分の選択の先に不安を感じることはあまりなかったように思います。海外留学や長期滞在も、自分で決めて計画して、親の意見も聞かず、勝手に出掛けていきました。まあ、不安を感じるのであれば、敢えてその道を選択することもないのかもしれませんね。

年を重ねてからも、これまで10回近く転職をしてきましたが(←勿論、誰にも相談せず)、改めて考えてみると、転職前よりも職場環境が悪くなるかもしれないと思ったことはなく(←当たり前かな?)、実際にどの転職先でも職場や同僚には非常に恵まれていました。恐らく順応力は平均以上だと思いますが、転職してから「前の職場の方が良かったな~」とか、「失敗したな~」と思ったことはなかったです。忘れてしまっただけかもしれませんが(^_^;)

今の職場も、本当に良い同僚に恵まれていると、つくづく思います。勿論、今の職場を含め、どの職場にも苦手な人はいます。それでも、会社に行きたくないとか、1日も早く辞めたいと思うようなことはなかったです。本当に有り難いことです。同僚の優しさや気遣いを感じると、今度は自分もできる限り誠意ある行動をしようと思うようになります。仕事に限らず、日々の生活の中でも、そうやって愛を循環させていけたらステキな世の中になるでしょうね(*^-^*)