らむねむら

日々の暮らしの中で気づいたことや感じたことを、自由に、気ままに綴っていきます。

「駆け込み乗車」で意識の世界を実感

先日、年に一度の健康診断を受けてきました。転職前に毎年健康診断を受けていた医療機関が転職先の指定医療機関にも含まれていたので、せっかくなら数値の比較がしやすい方が良いかなと思い、久しぶりに以前の勤務先近くの医療機関まで出掛けてきました。

相変わらず在宅勤務が続いているので、通勤時間帯に電車に乗るのは久しぶりでしたが、思っていたよりも電車が空いていて驚きました。この時間帯で普通に座れるなんて、以前は考えられなかったですからね。

目的地までは15分程度なので、座ってぼ~っとしていたところ、駅を出る際に一旦閉まったドアがすぐに開き、しばらくしてから「駆け込み乗車はおやめください」というアナウンスが入りました。そこでふと、「そういえば、会社に毎日通勤していた頃は、駆け込み乗車でドアがなかなか閉まらず、発車が遅れるたびにイライラしていたな~」と懐かしく思い出しました。当時は、どうやったら駆け込み乗車をなくせるか色々と考えてみたりしていましたが、まさかこんな解決策があったとは(^_^;) 約1年ほど通勤しない生活が続き、「駆け込み乗車」という概念自体をすっかり忘れていました。「自分の意識が向いていないものは存在しない」というのを実感した瞬間でした。電車通勤をしない人は駆け込み乗車でイライラすることもないし、もっと言えば、世界には電車というものに乗ったことがなく、「駆け込み乗車って何?」という人もいるんだろうな~と思ったのでした。

そういえば、毎日「整列乗車にご協力」してましたし、ルールを守らない人にイラっとしたり、小競り合いを見掛けたりも日常茶飯事でしたね。会社でも、そういう時にどう対処するかが話題になったりしていました。懐かしい。。

今までは当たり前だと思っていたけど、今となっては当たり前ではないことって、たくさんあるんでしょうね。ネガティブな変化に目が行きがちではあるけれど、ポジティブな変化も自分が気が付いていないものも含めて、きっとたくさんあるんだろうな~(*^-^*)